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「サントリー地域文化賞」の贈呈式に出席しました


10月31日、リーガロイヤルホテル大阪にて、第45回サントリー地域文化賞贈呈式が行われました。

代表の土屋時子が登壇し、サントリー文化財団の鳥井信吾理事長から盾を受け取りました。

代表は、挨拶の冒頭で原爆詩人・峠三吉の原爆詩集より『序』を朗読。「今回の受賞を励みに、会の当初の目的であった広島文学館設立を目指し、より一層頑張っていく」と述べました。

 

今回の贈呈式には、顧問・水島裕雅、事務局長・池田正彦、事務局次長・河口悠介、幹事・成定薫も出席。この度、当会を推薦してくださったNHK広島の杉浦圭子アナウンサーも出席してくださいました。大阪在住の支援者の皆様はもちろんのこと、武蔵大学教授・永田浩三さんや作家の江刺昭子さん、ノンフィクション作家の堀川惠子さんも、東京から駆けつけてくださいました。

また、受賞者紹介映像も上映されました。

株式会社ドキュメンタリージャパンのディレクター・日向史有さんが、今年8月に3日間にわたって広島に滞在し、撮影。長時間の取材をもとに、当会についてまとめてくださったものです。

 

贈呈式終了後には、記念パーティーが行われました。

今回の選考委員で、記者会見にもご出席いただいた、作家の梯久美子さんとも再会。ここにさまざまな賞を受賞したノンフィクション作家の旗手が3名も集結することとなりました。

 

記念パーティーの後には、支援者の皆さんが2次会を開いてくださり、喜びを分かち合いました。

 

 

 

「広島文学資料保全の会」が産声を上げてから36年。立ち上げに関わった方のほとんどは、すでに鬼籍に入られた方ばかりです。

今回の「サントリー地域文化賞」の受賞は、今回残念ながらご出席が叶わなかった方はもちろん、本当に多くの方々のご支援があってのことです。この場をお借りして、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

広島の文学、とりわけ原爆文学の保存・継承のため、そして、会の当初の目的であった広島文学館設立のため、より一層努力してまいりますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

なお、贈呈式の模様は、各メディアにより報道されました。

中国新聞:https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=137308

毎日新聞:https://mainichi.jp/articles/20231101/ddl/k34/040/163000c

提供:サントリー文化財団
提供:サントリー文化財団